テレアポがうまくいく秘訣とは?
営業というのは人と会って話すというだけではありません。
もちろん、これが主要業務になるのですが、そこに辿りつくまでにさまざまな工程を必要とします。
今回取り上げるテレアポも大切な仕事の一つです。
新規顧客を開拓する為には欠かせないものですから、
これから新入社員として働こうとする営業マンの方は是非とも参考にしてください。

テレアポは電話を掛ける相手を探すことから始まります。
この段階からマーケティングが始まるのです。医療機器の販売の場合、ターゲットは病院に絞られます。
しかし、ひとくちに病院と言っても、
個人が経営する小さな診療所・クリニックもあれば大規模な総合病院が相手になることもあります。
商材の価格が少額であれば前者でも話に取りあってくれやすいものですが、
高額になるとなかなか個人レベルでは踏み切ることができません。
自社のブランド力も大切
自社のブランド力も重要です。
大抵の場合、医療機器メーカーおよび営業会社は限られていますから、
市中にある総合病院の受付担当者が自分の会社の名前を知っていることは珍しいものではありません。
しかし、名前も聞いたことのないような企業だと、初めから相手にしてくれない可能性もあります。
この点を考慮において電話のターゲットを決めましょう。
どこにテレアポをするか決めたら、次はどのように話を進めるかということが問題になります。
電話を受けた相手からすれば、営業を掛けられることは時間を奪われるということです。
会話したいと思わせるだけのメリットを与えなければなりません。
できるだけ手短にこちらの価値を伝えることが大切でしょう。
その為には「このような商品を販売しています」と柔らかくかつ、簡潔に紹介する必要があります。
さらに、電話越しの相手の会社に対して価値のある存在ということを伝えることが求められます。モノを売り込んでばかりでは相手は興味を無くしてしまうため、相手のことを知りたい姿勢を見せてヒアリングを行うことも大切です。
テレアポに限らず営業全般について言えることですが、恋愛と似ているものなのかもしれません。
いかにして相手の興味を惹かせるかということに全力を注いでください。
ご自身の電話がいかにも営業になっているということはなかったでしょうか。
営業職の中でも「テレアポから」という会社は少なくありません。対面よりも緊張度が少ないからです。
まずはこの登竜門を突破し、潜在顧客を探すことから始めましょう。






