やる気のある男性
憧れの営業職

営業職を選んだ理由

大切なのは気持ち

私は営業職が好きです。
今の会社で働き始めてから、この仕事を辞めようと思ったことはありません。
趣味であるバンド界隈の友人にはフリーターも多く、
「音楽と両立できるのは凄い」と言われることがありますが、
誰でも好きなものは続けられるのではないでしょうか。

セールスマンとして仕事をする中でつらい思いをすることはたくさんあります。
たとえば、クライアント様の担当者の方から怒鳴られた経験も少なくありません。

精神的に堪えることはありますが、
自分の能力不足から生じるもので「絶対に辞めない」という意志は持ち続けています。
数日間落ち込んだ後、自分と向き合い、同僚や先輩に相談する中でモチベーションの回復に努めています。

ただし、自分にとって一番気持ちが上がるのはクライアント様の役に立った瞬間です。
これが営業職の快感と言っても過言ではないかもしれません。
担当者の方やエンドユーザーの方にとってメリットを感じていただけたのであれば、
私にとってこれに勝る喜びはないのです

喜んでもらえる快感

誰かに喜んでもらえる快感というのは、音楽をやっている瞬間と似ていると感じることがあります。
相手がリスナーなのか、医療機器を使用する医師や診察を受ける患者様なのかという違いはありますが、
大差がないように思うこともあります。

他人と繋がっている瞬間に感動すること。
私は営業職として働くことで、社会の中で生活していると感じるのです。

古代の哲学者・アリストテレスは「人間は社会的動物である」と説きました。
本質的には集団化することで生存・繁栄をするという意味のようです。

ただし、私としては、社会の中で役割を持つことという風に解釈しています。
このように考えることが、自分と仕事の関係性を明確にしやすかったからです。

少し難しい言い回しをしてしまいましたが、
単純に言ってしまえば他人と関わるのが好きなだけに過ぎません。
コミュニケーションを取ることが楽しいという出発点から、ここまで深く考えるようになったのです。

生きる意味も営業が好きな理由も同じ

事務職や工員であっても人と接することは無くなりません。
しかし、目の前にクライアント様が居る訳ではないのです。
間接業務というのは利益に対しての役割だけに留まらず、
そこに携わる人との距離感も少し敷居があると言って良いでしょう。

ちなみに、私が物事を哲学的に捉えてしまう癖は、
バンドをやっていることが大きく影響しているかもしれません。
趣味で作詞をしているのですが、多くの人が漠然と立ち向かっていることを言語化するという作業が好きです。

生活の中で感じるさまざまな疑問を解消する為の方法論の一つだと思います。
先に挙げた「自分と仕事」に対する考え方も、このような考え方の上で生まれたものに過ぎません。

人と話をすることや喜んでもらえるよう努力すること。
これが私が生きる意味であり、営業職が好きな理由です。