恥ずかしい経験
医療機器を販売する時、恥をかいてしまうことも多々あります。
どの業界でも当然のように起こりうることですが、
特に医学が関わってくる世界でモノを売るとなると医師を相手に話をしなければなりません。
彼らは日本国内でも間違いなくトップクラスに入るエリート集団。
頭のキレを見ても私のレベルとはまったく異なるように感じます。
しかし、セールストークはしなければなりません。
今でも医療に関する知識をすべて熟知しているわけではありません。
しかし、営業マンとして駆け出しの頃、大学時代をバンド活動に捧げていた私は恥ずかしい思いを何度もしました。
この時は先輩に同行していただけだったので傷も浅くて済みました。
しかし、自分ひとりで話していたらと思うと、今でもぞっとするエピソードです。
今でもお付き合いのある方ですが、当時の自分のことを思い出すだけでも恥ずかしくなってしまいます。
自主勉強の大切さ
これは驚かれるのですが、治験についてよくわかっていませんでした。
医療機器販売にあたり、必ず理解しておかなければならないポイントだと思います。
当時の私は高額がもらえる実験のアルバイトという程度の認識でした。
この詳細についてはまた別の機会にでもお話ししようかと思います。
わからなかったことの多くは、上司に聞いたり勉強したりして調べました。
最初のうちは、少しでも不明点だと感じたらすぐに質問するというスタイルでしたが、
他人の貴重な時間を使わせていると思い、自分で調べることに。
結果的に、理解度も深まると言うこともあって、
書籍やインターネットでわからないことだけ教えてもらうという方向に切り替えるようにしました。